第59期経営計画発表会

2015年8月29日


去る8月29日、グランドホテル浜松様にて、
第59期経営計画発表会を行いました。
第一部 実行計画発表
第二部 経営計画発表 司会:堤研太竜
いつもお力添えを頂いております、ご来賓の皆様です
開会宣言:増田潤哉 五訓唱和:平山敬裕
社長による経営計画発表 59期の手帳
社員表彰:吉川和輝 村井美幸
富永紗奈 社員代表宣誓:鈴木祥晃




2部の最後にはご来賓の方々にお言葉を頂戴しました。


適度な緊張感に包まれた良い雰囲気の中
式を執り行うことができました。
幹部代表宣誓:鈴木秀行
第3部 司会:吉川和輝、鈴木美奈子 乾杯の音頭はサンコール叶剔コ様より
サンクスカード表彰 1位富永紗奈 2位 吉川和輝
3位 三津山忍
各テーブルごとの様子です


中締めは小梢課長 恒例のがんばろう3唱
今年も豪華景品をかけたビンゴ大会がありました 閉会の辞は河合部長より



最後に、経営計画書にもございます、社長のご挨拶を掲載いたします。


営計画発表にあたって

 商売の基本とは、「需要と供給」です。現在の日本国内の需要は、少子高齢化、若者の車離れ、海外生産など下がる要因が多くあり、現実的に数字として表れてきています。供給は、需要の低迷により、供給超過(供給が多い状態)の状態が続いています。供給超過の状態ということで、日本国内で商売をしていこうと考えると、固有技術のない会社は、安売りの負の連鎖に陥ってしまいます。安売りをする事で、企業体力の奪い合いとなり、その結果付いていけない会社は、淘汰されてしまいます。需要が回復しなければ、需要と供給のバランスが保たれるようになるまで、淘汰が続いていきます。これは、どんなに言い訳をしながら仕事をしたとしても、変えられない現実です。

 経営の基本とは、「売上最大・経費最小」です。売上最大にするためには、固有技術と従来の技術を、御客様に販売するしかありません。経費最小にするためには、徹底した改善をしていくしかありません。ただこれらの問題を解決する事は、難しくありません。解決する方法は、固有技術の確立と、どこよりも安く作れる会社にすればいいのです。固有技術を作る方法は、御客様の困りごとを、真剣に解決する心です。その結果、固有の技術が生まれます。出来ない理由を言えば、せっかくの固有技術を生むチャンスを逃していると考えて下さい。どこよりも安く作れる会社は、どこにも負けない徹底した改善を続ければどこよりも安く作れるはずです。

 需要と供給のバランスを考え商売をし、売上を最大に、経費を最小にしていく事で、それが企業の活力となる「利益」に繋がっていきます。

 頼まれ事は試され事です。どんな些細な事であっても、頼まれた事に対して想像以上の結果を出せるよう、問題に対して一つ一つ必死に向き合っていきましょう。その結果失敗したら、それは宝となります。逃げずに問題に向き合うことによって、自らの成長を促し、その成長は本当の意味での仕事の達成感と御客様の満足につながり、その結果企業の発展に繋がっていきます。小さな勇気を多く振り絞り、関わる全ての人達の本当の幸せを追求しましょう。

 この経営計画書は、家族の期待と責任を一心に背負っている社員が、安定した生活を築き、常に自己啓発を心がけ、昨年の過ちをただし、御客様に愛され支持される会社を実現するために、数字による目標と方針を明確にし、何をしなければならないか。また、何をしてはいけないかを、熱い願いを込めて書き上げたものです。したがって、実行する主役である社員一人ひとりに実施責任を持っていただきます。

 仕事ができることに日々感謝をし、家族と同僚とともに学び、自分自身にはじることない行いを通じて、多くの御客様や関係する全ての人達を応援する会社を作ります。

 社長が先頭に立って「言い訳」の最大の敵となり、「成果」の最大の理解者になります。

 無理ではありません、ご協力を御願いします。


平成27829

       株式会社 鈴木スプリング製作所 代表取締役社長 鈴木一史