第63期経営計画発表会
2019年8月31日(土) グランドホテル浜松にて
第一部 実行計画発表   12:30〜
第二部 経営計画発表会  15:00〜
第三部 懇親会        17:00〜 
第63期経営計画発表会を行いました。
新たな期を迎えるにあたって、社員一同、決意を新たにしました。
懇親会では社員が中心となって企画をし、
趣向をこらしたものとなりました。
社員受付の様子
第1部 実行計画発表 司会
第二部 経営計画発表会 司会 開会宣言
いつもお力添えをいただいております、ご来賓の皆様です。
社長よりご来賓の皆様のご紹介 五訓唱和
社長による経営計画発表 63期経営計画手帳
社員表彰。今年は2名が表彰されました。
賞状と報奨金の授与の後、一言ずつコメントをいただきました。
社員代表による宣誓 幹部決意表明
来賓挨拶 浜松いわた信用金庫様 来賓挨拶 三菱UFJ銀行様
来賓挨拶 商工組合中央金庫様 第三部 懇親会 司会
来賓挨拶 株式会社システック様 来賓挨拶 丸会計合同事務所様
乾杯 サンコール株式会社様 第三部 懇親会スタートです
テーブル対抗ボール通しリレー・・・来賓の皆様にもご参加頂きました
サンクスカード表彰 3位 サンクスカード表彰 2位
サンクスカード表彰 1位 中締め
恒例の幹部による、がんばろう三唱
来賓退場 ビンゴゲーム 司会
1位 2位
3位 閉会の辞
最後に、経営計画書にもあります、社長の言葉を掲載します。
経営計画発表会にあたって

 

日本の景気は、米国発の貿易摩擦の広がりや、中国・欧州景気の減速、不安定な金融市場といった不透明要素がありますが、基本的に堅調な米国景気やIT・5G・省力化関連の投資需要の高まりなどを背景に、緩やかな回復が続くと見られています。個人消費は、引き続き良好な雇用環境や各種イベントが下支えとなり、回復基調が持続されています。公共投資は、オリンピック関連工事や被災地復旧・災害緊急対策工事等が下支えすることで、持ち直し傾向に推移するとみられます。輸出は、欧州(ユーロ圏)の堅調な個人消費や中国をはじめとした世界景気の持ち直しで、底堅い推移が続くと見られています。一方、我々が携わる輸送機器メーカーの見通しは、二輪四輪離れ、人口減少による自動車販売数の低下、自動車技術の大変革と、依然として不透明な状況に置かれています。また、EV化をはじめとする技術躍進によって、メカ的要素の開発が減少しております。スプリングの需要はなくなることはありませんが、確実に実装採用数が減ってきています。

その環境の中、鈴木スプリング製作所は安定的に受注を進めることができ始めており、将来がとても楽しみな会社に変わりつつあります。この変化に対して私は、「鈴木スプリング製作所は、スプリングしか作らない会社」という固定観念を脱却し、市場変化に対応出来始めた証だと、変化の機動力
(根源)となった社員全員を誇りに思います。ただし、受注が安定し始めているということは仕事の入り口にしかすぎず、それに甘んじては幻想に終わってしまいます。その確固たる安定受注を実現することが我々のミッションです。

私は、今まで「創業の精神」を想像してきました。創業者の気持ちを考えたときに、生まれながらスプリングを愛してやまなかったと想像することは不自然な事だと感じます。きっと創業者は、“スプリングの調達に困っている仲間に対して、スプリングを作ることが得意だったからスプリングを世の中に供給し始めた”のだと思いました。と考えると、困っている事(需要)に対して解決(供給)していくことが商売の基本であり、鈴木スプリング製作所の本当にやっていかなければならない経営の根幹だと感じています。世の中の変化を掴み、お困りごとを通じてお客様の問題を解決し、会社を維持・継続・繁栄させていくことで、関わる全ての人達の幸せにつなげていくことができるはずです。

頼まれごとは試されごとです。どんな些細なことであっても、頼まれたことに対して想像以上の結果を出せるよう、問題に対して一つ一つ必死に向き合っていきましょう。その結果失敗したらそれは宝となります。逃げずに問題に向き合うことによって自らの成長を促し、その成長は本当の意味での仕事の達成感とお客様の満足につながって、その結果企業の発展につながっていきます。小さな勇気を多く振り絞り、関わるすべての人達の本当の幸せを追求しましょう。

この経営計画書は、家族の期待と責任を一身に背負っている社員が安定した生活を築き、常に自己啓発を心掛け、昨年の過ちをただし、お客様に愛され支持される会社を実現するために、数字による目標と方針を明確にし、何をしなければならないか、また、何をしてはいけないかを熱い思いを込めて書き上げたものです。したがって、実行する主役である社員一人一人に実施責任を持っていただきます。

仕事ができることに日々感謝をし、家族と同僚とともに学び、自分自身に恥じることない行いを通じて、多くのお客様や関係するすべての人達を応援する会社を作ります。

社長が先頭に立って「言い訳」の最大の敵となり、「成果」の最大の理解者になります。

ご協力をお願いします。

令和元年8月31日

株式会社鈴木スプリング製作所 代表取締役社長 鈴木一史