ホノルルマラソン 参戦記 鈴木貞男

丸知司  参戦記を読む
鈴木富江 参戦記を読む


*素人の初マラソン参戦記 鈴木貞男

今回はレースに出たので画像はほとんどありません。
マラソン出場を決めてから、丸さんから数通のレースメニューのメールを頂きました
が、
結果的にほとんど消化することが出来ませんでした。
唯一出来たのはサマートレーニング(趣味の渓流釣り)で、筋力アップになったよう
です。
完走できたのはハートレットの心拍計(時計)を装着し、常に心拍の状態を知り、無
理を
しなかった事、丸さんから細かいレース中の注意(水分、食料補給)、登り坂は歩く
事、
レース状況等、事前の情報が非常に役に立ちました。



上がハートレット心拍時計、下が発信機で胸に装着します。
丸さんの指導は心拍数110−130/分をキープし無理の無いトレーニングでし
た。

早朝5時真っ暗の中、マリナーズ佐々木投手の合図、続いて無数の花火に見送られて
のスタート、アラモアナ大通りを出発しました。
最初は女房と並走していたが、トレーニングを重ねた彼女のスピードが早く、先行し
てもらう。
心拍数140前後
2マイル(3.2KM)程の所で急に足が動かなくなり、のんびりと歩き始める。
心拍数が120位までに落ちる
マリーナを右に見ながらカラカウア通りに入ると日本人の観光客レース観戦がチラホ
ラ、
中には興奮して携帯電話で多分日本と”絶対観にくるべきだと”しゃべっているのも
いた。
観るで無く参加!!
4マイル程から足が軽くなり走り出す、しかし、心拍数がすぐ140を越してしま
う。
作戦を変更して心拍数が140になったらゆっくり歩く、しかし心拍数は歩いても上
昇し、
最高150までになってしまう。
ゆっくり歩いて心拍数130を切り、127位で走り出す。
この繰り返しでワイキキビーチを通過、ゴール地点のカピオラニ公園を通過、足に疲
労感は
無く十分に行けそう。
ダイヤモンドヘッド脇の上り坂はひたすらテクテクと歩く、下り坂(13KM地点)に
入りまた走り
出すが、なんとこのときトップの選手がすごいスピードですれ違う。
ハイウェイに入り苦も無くハーフを通過、未知の21KMまだまだ行けそう。
景色の良いマウナアベイビーチ公園を左折、右前方から反対車線を先行者が戻ってく
る。
すぐ戻って来れるかと思ったらすごく遠く、行けども行けども左折地点に到達しな
い。
この途中から足が重たく、歩くスピードが速いのか心拍数が130を切らず、135
拍位を維持
帰りのハイウェイをひたすら歩き続ける。
途中、本土からやってきた集団参加(おそろいのTシャツ、州名入り)のトドのよう
な連中
(ネエチャン、おばさん?)、元気が良い、大声を上げながら競歩?私の前を通過、
暫らくす
るとストップ、この繰り返し。
日本からの85歳、鍼灸士のおじいちゃん体全体を左に曲げながら走りつずける。
別のおじいちゃんはナース姿の看護婦を引き連れての参加等、色々な人が参加してい
ます。
21マイル(33KM)地点くらいから道端に座り込んでる参加者が目立つようにな
る。
23マイル(35KM)地点、地元の人から先が厳しいから”ゆっくり”と声をかけ
ていただく。
ダイヤモンドヘッド脇の帰りの上り坂非常に厳しい、途中ラスト2マイル通過、下り
坂に
なっても走ることが出来ない。
ラスト1マイルカピオラニ公園に入ってからゴールまでの長いこと、ゴールが見えて
も走れま
せん。ひたすらマイペースで歩き続ける。初体験で観客のいる中、気恥ずかしい気持
ちで
ゴール、長いレースが終わりました。
初マラソン、しんどい体験だったけれども回りの景色を楽しむことができ、又、体の
ダメージ
もそれほどでなく終わったのは、出発前のレースへの気負いが無く、マイペースでや
れた
結果だと思います。
丸さんにはレース前からの数々のアドバイス、レースへ同行しケアーしていただき戸
惑うこと
無く終えることが出来、大変感謝いたしております。

雑感1  ハーフマラソンは渓流釣り1日分より楽
雑感2  フルマラソンは渓流釣り連続2日分の5割増位しんどい
雑感3  マラソン(心拍数)も経営(貸借対照表)も数字の管理
雑感4  マラソンも経営も止まっては行けない。(再スタートが出来なくなる、マ
ラソンは
      足が固まる)


戻る