丸知司 ハワイ島 アイアンマンレース 参戦記 

開催日 平成21年10月10日(土曜日)

アイアンマン世界選手権(決勝戦)に行ってきました。

今年も、予選会はランカウイ(マレーシア)と長崎(日本)の2レースで、予選通過。

かつては、予選会以外の大会も年に1回くらい出たのですが、最近は極力絞っています。

歳をとったことだけでなく、本業が厳しく、物理的、精神的にトレーニングに費やすことが、

難しくなっています。



昨年来、会社とその周りの状況が厳しく、精神的に落ち込んでいます。

今、自分にできることは何か。関与先を守り、雇用を守る・・,etc毎日悩みます。

こんな時、救ってくれるのはルーチンワークになっているトレーニング。

トレーニングができるくらいの状況で、まだよかったか・・・。

これ以上酷かったら、何もできず、ストレスでどうかなっている?

何もしたくない時でも、いつも通り毎日1,2時間(休めた日は3,4時間)。

単純なことを黙って続けています。これって特技でしょうか(?)。

(自分のトレーニングは、いつも、自分の身体のバランスなどを意識して、

脱力してパワーを出すことに集中。自分のできる範囲で、焦らず、淡々と。

どこのクラブやチームにも属さず、マイペース。自分は3種目ともビギナーから

始めているので、新鮮な気持ちで、各種目に取り組め、それぞれが面白く感じる。

身体の仕組みの面白さを感じながら、更なる発展を目指したい。)



今回、アイアンマンの決勝戦に行き、世界から集まった自分よりさらに年上の

アスリートに刺激を受けてきました。

どんなことがあっても(精神的に)負けてはいけない。

絶対に最後まで走りきる・・と。



レースには、例によって最短日数で。

例年通り、クルマを借りて、コンドの生活ですので省略します。



感じたのは、不況の影響(自動的に定点観測できてしまう)。

数年前、不況前夜の様相を報告しましたが、今は、それが、至るところで、

不況本番の実感として。

売却不動産があちこち。また、建設途上でとん挫したホテル、コンドの建物。

空いているレストラン。レーススポンサーの減少、感じることが、多かった。

(ただ、消費者物価は高止まり。これが、日本との違いか。)


(いよいよ本レースのスタート、観客が少なくスイムスタートが苦もなく写真で撮れます。)



自分のレース、スイムのゴール手前500メートルくらいから、沖合側に

コースを外れてまったのが、ちょっと失敗。



(バイク60キロ地点の帰り、奥さん洋子さんの応援)





(バイク疾走ちゅう、どの地点かはわかりません)



バイクについては、今年も強烈な横風はふきませんでした。

スイムの遅れを取り返そうと頑張って、折り返しまで、少し抜いて、

「お、こりゃー自己ベストかな…」と思ったら、

130キロ地点でスタミナ切れ。向かい風もきつく、抜いてきた人に全員

プラスおまけ付きで、抜き返されてました(笑)。

みんな、風に強いですね。トレーニング不足を痛感。甘くないです。


(コンドミニアム前、ランの行き、帰り)




スイム 3.8k    01:12:56 

バイク 180k    06:14:22

マラソン42.195k 03:37:03

トータル        11:15:27





(ようやくゴールです、お疲れ様!!!)



近年、応援チームは、わざわざ60キロ地点くらいまで、来て、その行きだけでなく、

復路の120キロまで、炎天下の中、待っていてくれています。一日、自分に付き合って

早朝から夜まで見守ってくれています。来年、再来年と年々きつくなりますが、

挑戦を続けます。

また懲りずに応援していただきたいと思っています。