丸 知司 全日本トライアスロン宮古島大会 参戦記 

2006年4月23日(日曜日)開催 
第22回全日本トライアスロン宮古島大会 
参加人数 1500名

参戦記 丸友司

(3日前)

現地入り。
飛行機が遅れた為、宮古島便に乗り継ぎができず、三時間以上遅れて、
宮古空港到着。オナカはぺこぺこ。

空港に着くと天気は薄曇り。にもかかわらず、暑い。26,7度か。
待合室はトッププロを待つ取材陣でいっぱい。空港でレンカーを借り、宿へ。

宿はいつもの瑞慶覧さんの朝日荘。
気のいいご主人朝一さんと美しい奥さんの和子さん。

始めは照れていた子供達も最近はよく話をしてくれるようになった。
宮古島と瑞慶覧一家。

これは初参加以来ずっと続いてきたパターン。

(宿は油断すると、全て応援チームで埋まってしまうので、
近年、なるべく参加選手の友人に声をかけている。
今回も6選手が同宿。楽しんでくれたのでは。)

結局、到着しても、自転車も組立ず、
地元の友人のところなどで旧交を暖めたり、
缶ビール片手に宿の犬の散歩などをして過ごす。

アッという間に夜。

夜は宿の一家とその友人がオトーリで歓迎会を開いてくれた。
実はこれが楽しくて来ているのです。

今回は、新たに今村選手夫妻がこの朝日荘へ
この10年近く今まで東急リゾートしか泊まったことのないので
この儀式(オトーリ)を楽しんでもらった

(2日前)

少し晴れ間。犬の散歩をした後もぶらぶらと。

ようやく、自転車を組み立てて、レンタカーに積み、丸金ストアで弁当を買い、
みんなで池間島へ出発。
池間島の誰もいないビーチでのんびり海水浴。

自転車の調整を兼ねて、島内を2周ほどする。

4時頃に大会登録に体育館に。ついでにメーカーなどのブースに寄ると
久々に会う顔にいちいち引っかかり、立ち話。

その後、初参加の人がいるので、選手説明会に行き
その後、皆で飲みに出る。

終了後、
宿へ戻るとまたそこでまたもやオトーリ第二弾

キチンと背筋を伸ばしたまま、酔って寝ている(?)強者(つわもの)も出現。
こんな楽しい日々も後一日。楽しい日ときつい日の落差が大きすぎる。

(前日)

お天気はイマイチ。また、犬の散歩をして、明日の準備。
補給食などいろいろ買い忘れがいっぱいあることに気付く。

午後は自転車をレンタカーに載せ、スタート地点の前浜ビーチに持っていく。
折角来たので、そこで少し泳ぐが波が高い。
怖がって泳がない選手もいたくらい。

自転車を預けて宿に戻る。
応援チームの面々も続々到着している。

一番長い人は8年連続で来てくれている。

夕食がてら、軽く呑みに出る。
前日までのように深酒はせず、宿に戻り、
荷物をチェックして10時に床に入るがあまり眠れず、
悶々と夜を過ごす
(この2年ろくに寝られない。以前はグッスリだったが)
緊張のためか・・・

(当日)

少しウトウトしたかなと思ったら、もう4時半。起床。

瑞慶覧さんの奥さんの美味しい手料理を食べて、5時半のバスで会場へ。
途中から雷がすごく鳴り出す。

着いたら土砂降り。あーあ・・・。
あきらめて、濡れたまま、セッテイングをして、スタートを待つ。
応援チームも傘をさし、カッパを着て声を掛けてくれる。
折角遠路来てくれたのに、申し訳ないなー。

@水泳3キロ

結局、雨の中のスタート。
こんなひどいのは初めてかもしれない。

スイムは56分で終わる。
今までで一番悪い。


年々下がるスイムタイム。
やはり練習不足と加齢か。



A自転車155キロ
去年は寒くてしばらく着替えができなかったが
今年は、雨は降っていたが、大丈夫。

ただ、バイクのレインカバーをはずすのを忘れて
スイムスタ−トしてしまった。

スイムが終わり、バイクに乗ろうとしたが
レインカバーをガムテープでしっかり止めてあったので
大変。

こんなこと忘れるなんて、やはり、緊張感が足りない。

雨なので、慎重に走る。途中、バイクで抜いていくと少しずつパックができる。

ドラフテングゾーンに気をつけ、きっちり離れて走るが
ある程度離れても多少ドラフテング効果がでてしまうからか、再三パックになる。

東平安名崎で、一度、転びそうになったがなんとか持ちこたえた。
横断幕を持った応援チームに城辺、仲原あたりでさかんに声援を受け
メチャメチャ元気が出る。

島内を1周半。4時間44分でバイクは終了。



Bマラソン42.195キロ
走り始めは全く元気がなかった。
今日もダメかなと思いつつ、折り返しに向かう。

友達に抜かれつつも何とか歩かずに一歩一歩前に。
折り返しに向かう途中、トッププロ達とすれ違う。

天気が回復し、宮古島の暑い一日が始まる。
すると急激に元気が出てきた。


やはり、暑い方が、向いているのかもしれない。

ピッチが上がり、前半抜かれた選手に結構追いつきゴール。
絶好調とは言えないけれど

前半の走りを考えれば、まあうまくごまかした走りかも。
3時間46分。トータル9時間35分。68位/1500人



(ゴール後)
喉がカラカラ。
ゴール後は、ビール2缶一気のみ。美味かった。

応援チームや、飲食物を持参で今年も応援に来てくれたソバ屋(じんくや)の
奥さん達、それと走り終わった選手達と話が尽きない。
このひとときが最高に楽しい。

一度、宿に戻り、シャワーを浴びて、再び、友達のゴールを見に行くが、
すでにゴール後だった。失敗・・・。




夜はまた宿でオトーリ。話は尽きない
でも、睡眠不足、酒酔い、疲労で10時半には意識朦朧となり、布団に入る。

(翌日)

また雨。いつものことだが、レース後は目覚めが早い。
5時に起きてウロウロするが、
暇なので、6時には自転車を取りに行く。

応援のみんなも連日の雨にうんざり。
天気が良ければ、船をチャーターして釣りに行こうと思ったが
これもダメ。

仕方ないので島内観光に切り替える。
ユ−トピア、ドイツ文化村など。
ユ−トピアのソフトクリームは好評。

午後はエイジ表彰対象となったと連絡があったので、アワードパーテイ会場へ。

表彰はぎりぎりまで待っていたが飛行機の時間になり
あきらめて空港へ(後日、大会側からパネルと賞品の泡盛を送っていただいた)。

(おわりに)

今回も、宮古島の人達、応援チームに支えられて楽しく完走できた。
本当に感謝、感謝。来年は晴れてほしいなあ。


反省点は宮古島大会慣れして緊張感がないせいか、はたまた、年をとったせいか、
いろいろ忘れ物等が多くなった。

スタート直前にウエットスーツをどこかに置き忘れて
あわてたり。気をつけなければいけない。大会を楽しみすぎてしまう。

毎年、’今年で最後・・・’と思うが、気がつくと、また、大会エントリしてしま
う。

来年は若い人達の応援にまわろうと思うが、モチベーションが上がったら
また・・・・。

次は10月ハワイ島コナ。頑張ります。