丸　知司　第２０回トライアスロン宮古島大会参戦記　

開催日２００４年４月２５日（日曜日）

第２０回全日本宮古島大会に行ってきました。
記念大会ということでセレモニーその他いろいろあったけれど、
自分は、応援チーム（関与先の社長さん達）と毎年お世話になっている地元宿舎
の家族との交流会（まあ早い話がオトオリ（回し飲みの儀式））の為、
開会式その他行事には、全く参加しない、忙しくも楽しい４日間を。
日本全国から集まる顔見知りのトライアスリート達と、ゆっくり話しもできな
かったのが、少し心残り・・・。

試合２日前のオトオリ風景、参加２回目の田中さんと応援団長

金曜日から天気が崩れ、当日は朝まで雨がパラついたが、昼過ぎから太陽が
顔をのぞかせた。

気温は朝は２１，２度、昼で２５度の発表。ただランの真っ最
中の三時頃の体感温度は３０度以上。いつもの宮古島に戻っていた。

私個人の方は、２月末のアイアンマン予選後、体調不良と確定申告で１ヶ月ほど
トレーニングお休み。４月からのごまかしトレーニングの為、結果はイマイチ。

スタート前のストレッチ、リラックスし過ぎかな？

（１）スイム（３キロ）
７：３０ピストルの音が鳴り響き、１５００人の一斉スタート。
朝の天候のせいで肌寒く、袖無しのウエットスーツを少し後悔。
この大会はウエットスーツが許可されている為、心理的には非常に楽。
ただ、自分は長袖のウエットスーツを自分ではさみで切って袖無しにしたので、
スーツ全体にバランスが崩れ（お尻が浮きすぎ）、前を確認しずらく、随分蛇行
したように感ずる。でも、あんまり関係ないか・・・４８分で終了。

スタート直前と直後、すごい水しぶきです。

スイム１位の疋田浩気選手（静岡県）、スイムフィニッシュです。

（２）バイク（１５５キロ）
スイムから上がって、着替えテントに入ると目の前にきれいにラップされたオニ
ギリが。焦った人が置き忘れていったのでしょう。そのままでは腐るだけ。

私の口の中で処分させていただきました。美味しかった。

風が強いのでどうしてもドラフテイング状態（人の後ろについて走ることで、宮
古島やアイアンマンなどロングのトライアスロンでは禁止されている）になって
しまう。

前の人を抜こうと前に出ると風が強く、すぐまた、抜き返されるといった具合
で、結局、ダンゴ状態がしばしば。それでも、キープレフトで距離感に気をつけ
ながら走る。

走り慣れたコースのせいか、１５５キロと言っても、あまり長く感じない。
補給は曇っていたせいか、スポーツドリンク２，３本と持参したエネルギージェ
ルを１５〜２０分おきに摂って済ます。

終了間際は次のマラソンに備えて、重たい固形物を摂らないように気をつける。

５時間１２分。オシッコはがまん。

スタート６０キロ地点の応援団、長いのぼり坂でスピードが落ちるのです。

９０ＫＭ地点の左直角のコーナーにて

（３）ラン（４２．１９５キロ）
スタートは午後１時半すぎ。ここでオシッコ（止まらない。５分くらいかか
る。）。
バイク後半から、晴れ始めて、いつもの宮古のホットなレースが帰ってきた感
じ。
油断するとすぐに表面体温が上がるので全身に水をバシャバシャかけながら走
る。

エイドステーション直前、６ＫＭ地点

水分補給と、クーリングです。

沿道の子供達が手を差し伸べるので、ハイタッチ。これが楽しいんだなあ・・・。

前半２０キロはトレーニング不足の不安からゆっくり。折り返しをすぎて、
もう完走は大丈夫と思いペースを少し上げてなんとか完走。３時間３７分。
ゴールには応援チームが待っていてくれ、花束、一緒にゴール、記念撮影、乾杯。
いつも、宮古そばを食べに行く、じんく屋のオカミサンも応援に来てくれていた。
ああ、楽しかった。これだから、やめられないんだなあ・・・。

（４）レース後記
金曜日はグルクン釣りに。あまり天候は良くなかったけど、入れ食い状態。
一度に４匹もたびたび。丸金のニカドリ店の船長は釣らせ名人でいい人（ときど
き何言っているのかわからないフレーズあるけど）。唐揚げとマリネで最高、まい
うー。
今回もよく飲みました。

グルクンのから揚げ、煮物です。

金曜日のオトオリは記憶が少しなくなりました。
土曜もお酒は我慢できず・・・。
ゴール後は競技上で、缶ビールを２本立て続け。
その夜は地元の人とまたオトオリ。１０時半でまたもや記憶喪失状態に。
月曜は那覇の公設市場で応援チームと再度、乾杯。　
なにか早死にしそうで・・・。

ゴール直後奥さんに電話、手にしたオリオンビールが見えるかな？

応援チーム、現地の友人達、そして、沿道のみんなの応援で、ホントに、
自分ひとりでやっている気がしない。これが、この競技を止められない
不思議な魅力なのだろうか。アスリートって幸せ。だから、もう少し、現役を。
人生でこんな応援されることって、他にないんじゃないかな…と思うんです。
さあ、仕事、仕事。ビ○ボー、暇なし。また、ガンバります。

レース日夜のオトオリ、眠たそうですね、、、、