| ２０００．１．２０ | 静岡新聞掲載 | ボイスメールサービス始める。エブリネットと提携 |
| 各種バネ製造、販売の鈴木スプリング製作所（浜松市、鈴木貞男社長）は通信事業に乗り出した。ボイスメール配信のエブリネット（東京都新宿）とフランチャイズ提携し、「エブリネット浜松」としてボイスメールサービスをスタートさせた。 ボイスメールはＥメールの音声版ともいわれる。電話で送った音声メッセージをボイスメールセンターが蓄積、受け手は自分のメールボックスにアクセスすればいつでも、どこからでも聴くことができる。メッセージの蓄積、再生、一斉同報や呼び出し、転送などの機能がある。 エブリネット浜松をはじめ国内二十四ヶ所のボイスメールセンターをインターネットで結んでいるため、全国どこへでも十円でボイスメールを送ることができ、通信費の大幅な削減につながる。また社内間の電話取り次ぎ作業も軽減され、内勤者らの業務効率アップを期待できる。 米国では大手企業の八割余りが既にボイスメールを導入しているが、国内はまだ五、六パーセントに過ぎず、今後、市場規模拡大が期待されている。 鈴木スプリング製作所は二月九日午後一時から、ボイスメールシステムの活用事例などを紹介する企業変革・業績向上支援セミナーを浜松市東伊場のサンピア浜松で開く。 |